UNIX用メモリDBMSの性能評価
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概要
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近年, DBMSの高速化が必要となってきている。今回, 汎用的なUNIX向けの主記憶常駐DBMSの開発を行なった。(以降, UNIX用メモリDBMSと呼ぶ。UNIX用メモリDBMSは, ・データベーズの主記憶常駐化と言う大きな特徴がある。また, 本UNIX用メモリDBMSは, SQLを単純なDBアクセス向けにSubset化し, またアクセスパスとしてハッシュ/T木インデックスを, 実装/実現している。単純なDBアクセス向けのSubset化とは, ・ユニーク検索/範囲検索; ・単一テーブルアクセスを, 行なう事を意味する。実現したUNIX用メモリDBMSは, 汎用性を考慮し, Sun Workstation, Solaris (SVR4)での動作を実現した。実現機能は, 以下である。トランザクション管理機能: 複数トランザクションの実行管理を行なう機能, アクセス制御機能: データベースへの高速なアクセスを実現する機能, 並列制御機能: 複数のトランザクション間, プロセス間で矛盾なく処理が行なわれるように制御する機能, ジャーナル官吏機能: システム障害が生じた場合にデータベースを障害前の状態に復元する為, 事前にそれに必要な情報を収集する機能
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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- UNIX用メモリDBMSの性能評価
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