ODA文書処理システムの試作(3) : 割付け処理
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概要
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オフィス文書の国際規格としてODA(Office Document Architecture)がある。ODA文書は章や節といった論理構造とページや枠(フレーム)などの割付け構造を有しており、あるODA文書の割付け構造はその論理構造と割付けに対する種々の制約に基いて生成せねばならならない。この処理を割付け処理と呼ぶ。この割付け処理はこれらの種々の属性が相互に影響しあうため、複雑な処理を必要とする。今回、このODA文書割付け処理の実験システムをSmalltalk-80上に実装したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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林 直樹
富士ゼロックス(株)システム・コミュニケーション研究所
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村田 真
富士ゼロックス(株)システム技術研究所
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林 直樹
富士ゼロックス
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斎藤 和雄
富士ゼロックス(株) システム技術研究所
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石田 真美
富士ゼロックス(株) システム技術研究所
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