ワールドカフェ型のダイアログにおけるターンテイキング構造と参加者の理解度の関係性の分析(ライフログと分析,グループウェアとネットワーク,ライフログ活用技術,オフィス情報システム,セキュリティ心理学とトラスト,一般)
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概要
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近年,社会的課題の複雑さが増すなか,問題を解決する施策の立案・展開を行うトップダウンアプローチや,目の前の課題に対して興味や問題意識を持つ人たちが自主的に取り組むボトムアップアプローチとは異なり,複雑な問題に対して,多様な参加者による対話を通じて,知識や考え方を共有し,新しい知識の生成を行う方法として,ホールシステムアプローチが着目されている.このような,決めない会議と呼ばれる従来とは異なるコミュニケーション手法に対して,社会的に普及し始めているにも関らず,ファシリテーションの技能獲得や実践に重きが置かれ,コミュニケーション手法に対してのプロセスとその効果の評価はあまり行われてこなかった.本論文では,企業内で実施されたワールドカフェ形式の対話ワークショップを対象として,参加者間のコミュニケーションフローであるターンテイキングと,うなずきなどの非言語なコミュニケーション手段を定量的に取得した。ワークショップ後に実施したワークショップ参加と結果に対する理解度と満足度の調査から,ワールドカフェにおけるコミュニケーションプロセスとその結果との関係性の分析を行った.
- 2012-05-10
著者
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