マルチコンピュータ・マルチスクリーン・グラフィクス・システム(MCMSシステム)の論理シンボル入力/編集
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概要
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近年の集積回路技術の進歩に伴い、設計対象となる論理回路図はますます大規模化して、複雑になる傾向にある。このように拡大する論理回路を効率良く短期間に設計するためにCADシステムの利用が不可欠になってきた。これらのCADシステムと設計者間のマン・マシン・インタフェースとして、一般にグラフィクス装置が用いられている。しかし、従来から用いられてきたグラフィクス装置では大規模論理回路図や大量の設計情報を同時に表示することができなかった。そこで、グラフィクス装置の持つ技術的表示限界を越えた高解像度表示を可能にするためにコンピュータで制御されたディスプレイ装置を複数台・二次元的に配置するマルチコンピュータ・マルチスクリーン・グラフィクス・システム(MCMSシステム)を開発した。これにより、表示目的に適した高解像度・高画質を実現できることを示した。本システムはコントローラ1台(PC-9801)とスクリーン4台(PC-100)から構成されている。本稿では、MCMSシステムのための論理シンボル・ライブラリの管理と論理シンボル入力/編集システムについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
-
矢島 脩三
京都大学工学部情報工学教室
-
平石 裕実
京都大学工学部情報工学教室
-
松本 忍
京都大学工学部情報工学教室
-
荻野 博幸
ニコン
-
平石 裕実
京都産業大学
-
平田 博章
京都大学工学部情報工学教室
-
荻野 博幸
京都大学工学部
-
平田 博章
京都大学工学部
-
矢島 脩三
京都大学工学研究科情報工学専攻
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