仮想空間における衝突検出およびオブジェクト探知の一技法
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概要
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仮想空間におけるオブジェクト間の,障害物探知,衝突検出,目標物捕捉等を行う一技法を提案する。障害物を検出するために、一方は移動するオブジェクトから移動方向、他方は逆方向の2つの距離画像を、直交投影により作成する。距離画像は、陰面消去のために作成されるデプスバッファから取得する。2つの距離画像から、移動するオブジェクトと、他のオブジェクトとの間の距離画像を作成する。これを解析する事で、障害物を探知することができる。この技法は、大域的な管理情報を必要とせず、1回の描画程度の計算コストと記憶量で障害物検出ができる。また、既存の描画処理機能を利用できるので、汎用性が高い。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-12-10
著者
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