OmniRPCによるグリッド環境での大規模固有値問題の並列解法(数値アルゴリズム)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では大規模な一般化固有値問題の指定した領域内の固有値と固有ベクトルを求める並列解法について述べる.この方法では複数の大規模な連立一次方程式を解くことで,大規模問題を求めようとする固有値のみを持つような小規模な固有値問題に帰着させる.この連立一次方程式は独立に解くことができ,これらをリモートホスト上で並列に解く.グリッドRPCシステムであるOmniRPC上でこの方法のプログラムを作成した.広域ネットワークを介してPCクラスタを利用する環境において実験を行った.
- 2004-03-01
著者
-
佐藤 三久
筑波大学電子・情報工学系
-
高橋 大介
筑波大学電子・情報工学系
-
櫻井 鉄也
筑波大学電子・情報工学系
-
櫻井 鉄也
筑波大学大学院システム情報工学研究科
-
高橋 大介
筑波大学計算科学研究センター
-
櫻井 鉄也
筑波大学システム情報工学研究科
-
早川 賢太郎
日本システック株式会社
-
早川 賢太郎
筑波大学理工学研究科
関連論文
- HMCS-G : グリッド環境における計算宇宙物理のためのハイブリッド計算システム(グリッド応用)
- Relis-G : 計算グリッドのための遠隔ライブラリインストール機構(グリッド)
- GridRPCシステムにおけるリモートプログラムシッピング機構(グリッド)
- 周回積分に基づく非線形固有値問題の解法 (数値解析における理論・手法・応用)
- 数式の意味解釈とその文法及びメタ言語
- 自然な数学表記のためのユーザインターフェイス
- 多項式剰余列の安定な生成法
- Durand-Kerner型補助関数を用いた非線形方程式の多段反復解法
- 大規模分子の分子軌道計算 : Lysozyme とモデルDNA分子の分子軌道
- AMLS法による固有値分布の推定法(行列・固有値問題の解法とその応用,平成19年研究部会連合発表会)