QR分解を用いた正則化法に対する最適正則化パラメータ推定法とその解析
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概要
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離散線形非適切問題に対し, 特異値分解を用いたTikhonov正則化法は有効な解法である.この方法は, 解の性質を制御する正則化パラメータを適切に選択することが重要である.一方, より高速な直接解法として2回のQR分解を用いた正則化法がある.この解法は従来の特異値分解を用いた正則化法に比べ, 大幅に少ない計算量で解を得ることができる.本論文では, この正則化法により得られる解の性質について示し, また, 適切なパラメータを選択するためのいくつかの手法を適用し, これらの手法により選択された正則化パラメータを用いることにより, 特異値分解による正則化法と同様, 有効な解を得ることができることを示す.
- 2001-03-15
著者
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