複数画面をもつプログラミング環境MDPS

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概要

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筆者らは, さまざまな情報の参照・比較・利用が, プログラミング作業の中で重要な役割を果たしていること, および計算機の通常の利用形態の下ではそれらを効率よく行うことが困難であることに注目し, それらを容易に行えるような一つの支援環境, すなわち複数画面をもつプログラミング環境MDPSを設計・開発した. MDPSは, 4個のディスプレイ装置をもつ高度に知的な端末として, あるいは一つのマイクロ計算機システムとして使用されるものであり, 諸情報の表示・積み重ね表示・消去・削除等の管理が, MDPSのもつテキスト, ページという自然な概念を用いた簡潔なコマンド群により実現されている. 本論文では, 複数画面をもつことの利点, MDPSの基本概念を実現するためのハードウェア, ソフトウェア両面からのシステム構成, MDPSの実際の使用形態の例について述べる.
一般社団法人情報処理学会の論文
1983-05-15

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