準弱双模倣性をもとにした仕様の段階的合成方法(<特集>並列・分散)

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概要

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大規模なシステム全体を完全に一度で設計することは容易ではない。そこで、設計者の負担を減らすために、複数の部分的な仕様を記述して、それらに矛盾しないシステムを徐々に合成する方法が有効である。この方法により、複数の設計者が同時に複数の部分仕様を記述することができ、各設計者はシステム全体を把握する必要がなくる。本稿では、このような部分仕様の無矛盾性を判定する方法と、それら部分仕様を満たすために必要な最も弱い要求を表す仕様を合成する方法を提案する。我々の方法の利点は、着目したアクション以外を無視して、部分仕様を記述できることである。このような部分仕様は分散システムの局所的な仕様等に適している。
一般社団法人情報処理学会の論文
1998-03-23

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