変数値エラーにおけるCritical Sliceに基づくバグ究明戦略
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概要
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現状のプログラムデバッグ作業では,発見されたエラーを基に,そのエラーを引き起こしている原因についてのいくつかの仮説を立て,それらの仮説を検証することを繰り返しながらバグを究明していく.仮説の作成はプログラマの知識と経験に基づくため,デバッグ作業は試行錯誤で進められる.本論文では,変数値エラーに対して,Critical Sliceに基づいた決定性のバグ究明戦略を提案する.Critical Sliceはエラーを引き起こす可能性のある文を含む最小の集合であり,このCritical Sliceを分割しフローデータの値の正誤を判定することによりパグを究明できることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-04-15
著者
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