FIND : デバッグ自動化支援システム
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概要
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プログラムのテストによって障害が発生した場合, これまでは, その原因となるプログラム内のフォールト(欠陥)を見つけ出すことは困難な作業であった. プログラマはまず障害の原因を推定して仮説を立て, それを検証し, もしその推定が当たっていなければ, 別の仮説を立てることになり, 試行錯誤が必要とされる, 高度の知的な作業であった. 本論文では, プログラム内の障害の原因となる可能性のある部分をシステムが厳密に解析することにより, 命令の記述漏れを含むすべての種類のフォールトを人間に代わってシステムが自動的に検出する方式を提案する. また, このデバッグ自動化支援システムFINDを用いたデバッグ例について紹介する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-25
著者
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