Critical Slice の拡張と分割検証の定式化
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概要
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システムのガイドに従ってバグを究明する従来のAlgorithmic Debugging手法では,手続き型言語には適用できない,検出できるのはバグを含む関数であり,バグを含む文まで限定することはできない,文の記述漏れに関するバグは検出できない等の問題点があった.これに対して,手続き型言語を対象として,CriticalSliceを用いた効率の良いバグ究明方式が提案されている.Critical Sliceはエラーを引き起こす可能性のある文を含む最小の集合である.本論文では,このCritical Sliceを配列,ポインタを含むプログラムにも適用できるように拡張する.また,実行された文の間の依存関係の解析を容易にするCritical-Flowグラフを導入することにより,文の記述漏れを含む,任意のバグを究明する分割検証手順を定式化する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-11-15
著者
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