65. ヒマワリ種子滲出物から単離された sundiversifolide のアレロパシー物質としての機能
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概要
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Plants release any chemical compounds, allelopathic substances, affect the plant growth or fungal growth etc. It has been reported that germinating sunflower seeds had a species-selective allelopathic function, and an allelopathic substance, 4,15-dinor-3-hydroxy-1(5)-xanthene-12,8-olide (sundiversifolide), was isolated and identified from the exudates of germinating sunflower seeds. Sunflower has a strong allelopathy during seed germinating process. The strong allelopathy gradually reduce after the germination. The amount of the substance and allelopathic action were linear. We have also found that sundiversifolide inhibites some fungus growth. It has been found that the allelopathic substances from sunflower seeds show a strong inhibitory activity in dicotyledon rather than in monocotyledon. In this study, we investigated the effect of sundiversifolide on the oat coleoptile section test. In even monocotyledon, oat coleoptile, sundiversifolide weakly inhibited auxin-induced growth. Further investigations are under study. We have also purified and identified some substances, which may relate to allelopathic activity in sunflower seeds.
- 植物化学調節学会の論文
- 2003-10-10
著者
-
小瀬村 誠治
慶應大
-
長谷川 宏司
筑波大学応用生物化学系
-
長谷川 宏司
筑波大応生化
-
加藤 貴子
筑波大学大学院生命環境科学研究科
-
長谷川 宏司
筑波大学大学院生命環境科学研究科
-
横谷 香織
筑波大学大学院生命環境科学研究科
-
横谷 香織
筑波大学応用生物化学系
-
小瀬村 誠治
慶應大学法学部
-
HASEGAWA Koji
Biochem. Univ. Tsukuba
-
長谷川 宏司
筑波大 大学院生命環境科学研究科
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