エルゴカルシフェロールの酸化安定性におよぼす軟膏および軟膏成分の影響
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概要
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Stability of ergocalciferol (EC) in absorption ointment, hydrophilic ointment and seven kinds of ointment constituents were examined ; in addition, antioxidative activities of gallic acid derivatives for EC in hydrophilic ointment were studied. Samples were exposed to air at 40℃ and their oxidation stability was measured with high performance liquid chromatography (HPLC). Several kinds of EC decomposition products were detected by HPLC. It was confirmed by the use of dual UV wavelength that peaks corresponding to EC and other substances did not overlap each other. The results are as follows : 1) The amount of EC in hydrophilic ointment decreased ; however, that in absorption ointment did not change. 2) The amount of EC decreased markedly in lauromacrogol and sorbitan sesquioleate. 3) The amount of EC decreased as the proportion of stearyl alcohol in ,ointment increased, while cetanol showed reversible behavior. 4) The antioxidative activities of gallic acid derivatives for EC in hydrophilic ointment were as follows in the order of strength : lauryl gal late, isoamyl gal late, n-propyl gal late, ethyl gal late, gallic acid. The results of the experiment suggested that higher alcohol concentration is an important factor in the stabilization of EC in ointment.
- 日本医療薬学会の論文
- 1983-02-20
著者
-
松井 正輝
帝京大病院薬剤部
-
山岡 桂子
帝京大学病院薬剤部
-
山岡 桂子
帝京大学医学部薬剤部
-
山岡 桂子
帝京大学病院・薬剤部
-
松井 正輝
帝京大病院薬
-
松井 正輝
帝京大学病院薬剤部
-
斎藤 好廣
日本大学理工学部薬学科
-
佐藤 孝俊
日本大学理工学部薬学科
-
斎藤 好廣
日本大学薬学部
-
佐藤 孝俊
日本大 薬
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