北陸地域における少雪条件下でのオオムギの耐湿性評価
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概要
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オオムギ13品種を用い, 少雪条件下において, 収量に影響を及ぼす土壌の過湿時期について解析した.その結果, 主に融雪期と節間伸長期の過湿によって収量が低下した.また, 年によっては, 降雪期の過湿が収量を著しく低下させた.これらの減収は, 主に一穂粒数の減少によるものであった.したがって, 少雪条件に対応した北陸地域向けの耐湿性品種育成のためには, オオムギの降雪期〜節間伸長期において, 耐湿性を有する系統を選抜することが重要であると考えられた.
- 日本作物学会の論文
- 2005-03-31
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