小麦黒目粒の発生原因の究明と防除対策に関する研究 : 第2報 菌の分離と病原性
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概要
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長崎県内各地のほ場で採集したコムギ黒目粒から病原菌の分離を行った結果,本県におけるコムギ黒目粒の病原菌は主に Alternaria 属菌であった。本菌の胞子懸濁液をチクゴイズミの出穂期および開花期に接種することにより黒目粒が再現できた。本病は出穂〜開花期の降雨によって助長される可能性が示唆された。本菌の生育適温は27℃前後であった。本菌に対してイミノクタジン酢酸塩,トリプルミソール,プロピコナジール,フェテリモル,ブルアシナム,ポリオキシン,イプロシオンの各薬剤はほ場での防除効果が期待される。
- 日本作物学会の論文
- 1995-05-15
著者
-
小川 哲治
長崎総農林試愛野
-
菅 康弘
長崎県総合農林試験場愛野馬鈴薯支場
-
小川 義雄
長崎県総合農林試験場
-
下山 伸幸
長崎県総合農林試験場
-
小川 義雄
長崎県総合農林試
-
小川 哲治
長崎県総合農林試験場
-
菅 康弘
長崎県総合農林試験場
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