硬質小麦品種「ミナミノカオリ」の栽培法が収量に及ぼす影響
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概要
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硬質小麦「ミナミノカオリ」の増収技術の確立を目的に,播種時期,播種量,播種様式,施肥法について検討した.播種時期については,早播した場合,幼穂凍死の危険性が高まった.播種量,播種様式については,それぞれ,播種量を増やす,播種条間を狭くすることにより穂数の確保,増収を図ったが,明確な効果は認められなかった.施肥法については,分げつ肥の増施による茎数の増加効果はなかったが,穂肥増施により有効茎歩合を向上させることが穂数の確保につながり,増収効果も大きいと考えられた.
- 2011-05-15
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