キャピラリー電気泳動法による魚肉中の核酸化号物の分離定量
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概要
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食品中の核酸化合物の分析は, イオン交換クロマトグラフィーにより分離後, 紫外部吸収を測定する方法がある。本研究ではキャピラリー電気泳動法を核酸化合物分析に応用した。キャピラリー電気泳動法を用い, 魚肉中に含まれる核酸系化合物(ATP, ADP, IMP, Hx, HxR)を分離定量を試みた。本法を用いることによりこれら化合物を45分の泳動時間で分析することができ, 有効な分析方法であることが明らかとなった。また実際に魚肉中の核酸化合物を10%過塩素酸を用いて抽出し, 泳動分析を行った結果, 本法は簡易にしかも敏速に分析できるテクニックであることが確かめられた。
- 1998-11-20
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