市販中国野菜の無機成分の加熱調理による変化
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概要
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中国野菜のタアサイ、チンゲンサイ、クキニンニクについて、各種調理後の9種の無機成分の含有量の変化を検討した。1)生のタアサイ、チンゲンサイの各部位の含有量を比較すると、Mn、Zn、Cu、Feは葉身が葉柄の2.5〜8.5倍であった。2)タアサイは、葉身の水ゆで、塩ゆでのK、葉柄塩ゆでのFeで残存率が33〜47%と低くなった。3)チンゲンサイは葉身の炒め操作で、Pの残存率が55%で最も低かった。4)クキニンニクは顕著な損失がなく、いずれの無機成分も残存率が67%以上であった。5)これまでに報告されている野菜類と比較すると、全体に残存率が高かった。本研究の概要は、平成5年度日本調理科学会において発表した。
- 日本調理科学会の論文
- 1994-08-20
著者
-
渡部 博之
北海道医療大学
-
酒向 史代
北海道教育大学札幌校
-
森 悦子
久留米信愛女学院短期大学
-
森 悦子
元久留米信愛女学院短期大学
-
森 悦子
第一福祉大学人間社会福祉学部
-
酒向 史代
北海道教育大学
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