Willem ten Rhijne und die japanische Medizin (II) : Die "Mantissa Schematica"
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概要
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出島蘭館医ヴィレム・テン・ライネは1674・75年の日本滞在中王唯一著の「銅人腧血鍼灸図経」を入手し、通詞本木庄太夫及び岩永宗古に説明してもらい、その主な内容を1682年刊行の論文集に取り入れた。多くの研究者によりこれまで利用されてきたこのテキストの英語訳及びドイツ語訳にはその構成全体に及ぶ誤りが見られるし、訳者が日本及び東洋医学の背景について余り分からなかった弱点も見逃せない。そのため筆者は、ラテン語の原文から新たにドイツ語の翻訳を試み、これに基づいてテン・ライネから見た東洋医学における経絡体系、気、邪気、陰陽などの特徴について異文化の認知論という観点から詳細に論じている。* 「図式」の全文、* テキストの内容と背景の分析
著者
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