ドウガネブイブイの昆虫ポックスウイルス病
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A prevalent disease was observed among the larval populations of the cupreous chafer at Shizuoka and Nara Prefs. and an entomopoxvirus (EPV) was found as the causative agent. The EPV multiplies in the fatbody and bemocyte, and two types of inclusions, spheroid and spindle-like inclusions, were formed in the cytoplasm. The spheroid inclusions, 5×8 μ in size, contains numerous virions and have a crystalline lattice structure of 116 Å in distance. The spindle-like inclusion, mostly octahedral with obtuse edges, has also a crystalline structure 50〜57 Å in distance, but devoid of virus particles. The spherical immature virus particles gradually differentiated and occluded within paracrystalline inclusions, which develop to spheroids. The virus particles are 4400 Å in length and 2500 Å in width with mulberry surface. The core is bound by a core shell which is about 200 Å thick consisting or electronlucent outer and inner layers, and is concave on one side and convex on the other. It contains a rope-like structure about 350 Å in diameter.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1975-12-25
著者
-
片桐 一正
農林省林業試験場浅川実験林
-
片桐 一正
林試
-
大庭 道夫
九大
-
大庭 道夫
九州大学農学部
-
片桐 一正
農林省林業試験場天敵微生物研究室
-
串田 保
林試
-
串田 保
農林省林業試験場浅川実験林
-
春日 山平
奈良県農業大学校
-
春日 山平
奈良農大校
-
串田 保
農林省林業試験場
関連論文
- マツノマダラカミキリの生態学的研究(I) : 幼虫の齢構成の動き
- マツノマダラカミキリの生態学的研究(II) : 野外個体群における成虫の大きさ等について
- Bacillus thuringiensisの野外昆虫病死体における芽胞形成について
- 真正クモ類の群集構造 : マツ林における無せきつい動物の群集構造(II)
- 2,3の鉱物質担持体がマツカレハスミシヤウイルスの殺虫効果におよぼす影響
- 414 マツノマダラカミキリ死亡幼虫より分離された細菌の細菌学的性状について
- コガネムシに寄生する3種糸状菌
- L07 マイマイガ疫病菌の休眠胞子の越冬後の活性(昆虫病理・ウイルス)
- T05 静岡県浜北市の畑土壌から検出されたSteinernema属線虫(線虫学)
- マツノマダラカミキリの幼虫の齢期と齢構成の動き
- V 森林害虫の微生物的防除(微生物殺虫剤)
- ドウガネブイブイの昆虫ポックスウイルス病
- 505 ドウガネブイブイのEntomopoxvirus病(一般講演)
- 54 マツカレハの生態に関する研究 (第1報)(昭和37年度日本農学会大会分科会)
- 619.マツカレハの生態に関する研究(3) : マツケムシの頭巾測定による齢期の判定について(第72回日本林学会大会)
- 313 ウイルスによるマツカレハの防除試験についてIII(昭和40年度日本農学会大会分科会)
- 429 コスジオビハマキのEntomopox virus病
- 328. アカマツ丸太材の虫害防止試験(第3報)(保護)(第68回日本林学会大会)
- 409. アカマツ丸太の虫害防止試験(第67回日本林学大会プログラム)
- わが国に分布するBacillus thuringiensisとその殺虫活性 : 微生物が生産する殺虫性蛋白質 : グラム陽性菌Bacillus thuringiensisとその利用 : シンポジウム(S-2)
- 講演要旨(第12回森林動物シンポジウム : 森林害虫の個体群変動における天敵微生物の役割)
- 233 こん虫病原微生物とその利用
- 森林害虫の微生物防除
- 315 ウイルスによる森林害虫の生物的防除について(虫媒ウイルス学・昆虫病理学・不妊剤, 昭和41年度日本農学会大会分科会)
- 204 ウイルスによるマツカレハの防除試験についてII(昭和39年度日本農学会大会分科会)
- 42 ウイルスによるマツカレハの防除試験について(昭和38年度日本農学会大会分科会)
- 505 マイマイガの人工飼料飼育について(S)(第78回日本林学会大会)
- コガネムシ類幼虫に特異的な Bacillus thuringiensis
- コガネムシ類幼虫から分離されたBeauveria amorpha SAMSON et EVANS
- F2 Beauveria属昆虫病原菌のグルーピング(昆虫病理・ウイルス)
- F-11 こがねむしEntomopoxvirusの伝染性および新しく検索されたリケッチャ様体について(昆虫病理学・微生物的防除)
- 413 マツノマダラカミキリの病原微生物
- 細胞質多角体病ウイルスおよびBacillus thuringiensisの混合液の空中散布によるマツカレハの防除
- Bacillus thuringiensisおよび細胞質多角体病ウイルスの単用および混用散布がマツカレハ個体群の生存率におよぼす影響
- 410 マツカレハ若齢期におけるウイルス等微生物散布・導入が全死亡率に及ぼす影響(一般講演)
- マツカレハに対する各種C型ウイルスの病原性
- 335. 食餌植物をちがえて飼育した雑食性昆虫のウイルス病罹病性
- 507 マツカレハに対する各種C型ウイルスの病原性(S)(第78回日本林学会大会)
- 531 ウイルスを増殖するための野外昆虫の人工詞料飼育に関する研究(S)(第77回日本林学会大会講演要旨)
- 530 スミシアウイルスによるマツカレハ防除試験(V) : ウィルスの量産試験(S)(第77回日本林学会大会講演要旨)
- 529 スミシアウイルスによるマツカレハ防除試験(IV) : ウィルス使用形態および散布方法の比較試験(S)(第77回日本林学会大会講演要旨)
- ハラアカマイマイのVirus病(第2報) : 病理および病原Virus
- ハラアカマイマイのVirus病(第1報) : ハラアカマイマイの大発生地におけるVirus病の流行状況
- 33 森林害虫の Virus 病に関する研究I : ハラアカマイマイの Virus 病(昭和33年度日本農学会大会分科会)
- 311 マツノマダラカミキリの幼虫の令期と令構成の動き(昭和39年度日本農学会大会分科会)
- 506 ハラアカマイマイ(Lymantria fumida BUTLER)のウイルス病病原量産の一方法(S)(第78回日本林学会大会)
- 709. 天敵昆虫と病原微生物の相互関係 : Apanteles liparidis と Isaria farinosa (1)(第76回日本林学会大会講演要旨)
- 538 ドウガネブイブイの産卵時期の違いと幼虫の発育経過 : 越冬後の発育経過を中心に(一般講演)
- 343 ドウガネブイブイの産卵時期の違いと幼虫の発育経過(一般講演)
- ドウガネブイブイの生活環の自己制御について : 野外におけるポット実験より(一般講演)
- 734. マツカレハ中腸型(細胞質型)ウィルスの増植と温度との関係(第75回日本林学会大会講演要旨)
- 220. マツカレハおよびカイコの中腸型(細胞質型)多角体病ウイルスの交叉接種試験(第3報) : マツカレハに対する各種C型ウイルスの接種試験(第74回日本林学会大会講演要旨)
- 7 マツカレハの細胞質型多角体病について(昭和37年度日本農学会大会分科会)
- 411.マツカレハの越冬期における死因について(第2報)
- 40 森林害虫の流行病に関する研究II : マツカレハの黄〓病(昭和33年度日本農学会大会分科会)
- 321. マツカレハの越冬期における死因について(保護)(第68回日本林学会大会)
- B. thuringiensisの殺虫活性スペクトルと有効菌株のスクリーニング