四国地方におけるクスアナアキゾウムシによるシキミの被害解析
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概要
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A total of 184 Illicium anisatum L. plantations were surveyed in Shikoku Island, Southwest Japan, to analyze damage caused by the Camphor Tree Weevil, Dyscerus hylobioides (DESBROCHERS) larvae. In Kochi, Ehime, Tokushima and Kagawa, 81%, 77%, 58% and 14% of plantations were invaded by this weevil, respectively. Damaged plantations were distributed widely in the west and south parts of the island (Kochi, Ehime and southern Tokushima), but there were few in northeast parts (Kagawa and northern Tokushima). Multiple regression analyses show that the percentage of trees injured by D. hylobioides larvae is higher with increasing plantation age and is high in plantations near forests. Damage is high in weedy plantations, but lower with increased frequency of spraying agricultural chemicals. To reduce damage to plantations, we recomend controlling weeds and spraying insecticides, especially in west and south parts of Shikoku.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1997-02-25
著者
-
井上 大成
森林総合研究所
-
若山 学
名城大・農
-
堺 俊彰
徳島県林業総合センター:(現)徳島県農山村振興課
-
宮田 弘明
高知県林業試験場
-
井上 功盟
愛媛県林業試験場
-
大久保 政利
香川県森林センター
-
西村 知記
高知大学農学部
-
若山 学
高知大学農学部
-
高橋 昌隆
徳島県林業総合センター
-
大久保 政利
元香川県森林センター
-
若山 学
奈良県森林技術センター
-
Wakayama Manabu
Laboratory Of Silviculture Faculty Of Agriculture Kochi University:(present Address)nara Prefectural
-
西村 知記
高知大・農:(現)滋賀県水口県事務所
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