ツキノワグマによる剥皮被害とその簡易な防止手法の検討
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概要
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林業経営上大きな問題となっているツキノワグマの剥皮被害と、その被害を防止するための簡易な手法について調査をおこなった。市販の被害防止資材を調査地外縁の立木に設置し、そこから内側へのツキノワグマの侵入を防ぎ、併せて剥皮被害を防止する手法では、ツキノワグマの侵入を防ぐことはできず、被害防止の効果は期待できないと考えられた。一方、市販の被害防止資材を調査地外縁の立木に設置し、その内側の立木には生分解性プラスチックテープを設置する手法は、完全に被害を防ぐことはできなかったものの、一定期間は被害を低減させることは可能であると考えられた。
- 2012-04-00
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