Trichogramma ostriniae の大量飼育システムのための代替寄主の探索
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概要
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アワノメイガの生物防除素材としてのTrichogramma ostriniaeの大量増殖のための代替寄主を探索した。鱗翅目5種、直翅目1種、ゴキブリ目1種、双翅目1種を調べた結果、発育速度、出てくるハチの大きさ、寄生率から判断してハチノスツヅリガが最適であるという結論に達した。このハチはコナガのような小さい卵も攻撃したが、湿気ある卵は攻撃しなかった。ゴキブリ、コオロギ、タマネギバエはこの理由で不適と判断された。サクサンは中国で大量飼育の材料に使われているが、近縁のヤママユガからは羽化する個体が得られなかった。
- 神戸大学の論文
- 2000-02-25
著者
-
吉安 裕
京府大院・応用昆虫
-
吉安 裕
Laboratory Of Entomology Faculty Of Agriculture Kyoto Prefectural University
-
吉安 裕
近畿支部
-
吉安 裕
Laboratory Of Applied Entomology Faculty Of Agriculture Kyoto Prefectural University
-
平井 一男
National Agricultural Research Center Tsukuba
-
CASSANELLO A.M.
Laboratory of Insect Science, Faculty of Agriculture, Kobe University
-
MARAMAG A.Z.
Laboratory of Insect Science, Faculty of Agriculture, Kobe University
-
YAO N-Zue
Laboratory of Insect Science, Faculty of Agriculture, Kobe University
-
竹田 真木生
Laboratory of Insect Science, Faculty of Agriculture, Kobe University
-
竹田 真木生
Laboratory Of Insect Science Faculty Of Agriculture Kobe University
-
Yao N-zue
Laboratory Of Insect Science Faculty Of Agriculture Kobe University
-
Maramag A.z.
Laboratory Of Insect Science Faculty Of Agriculture Kobe University
-
Cassanello A.m.
Laboratory Of Insect Science Faculty Of Agriculture Kobe University
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