絶対評価の方法に関する一考察(2) : 生活科の学習評価にファジィ理論を適用して
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概要
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小学校では来年度から新指導要録が施行される。この結果、現行の相対評価から、個々の児童がどれだけ目標に達したかをみる観点別学習状況評価(絶対評価)へ移行することになる。この評価は、学習の結果そのものよりも児童が示す努力や積極性を重視する方法で、学習の過程で、従来に増して教師と児童の双方向性が要求されることになる。 本研究は、具体例とし生活科の授業を取り上げ、体験や個性を重視した授業の分析にファジィ理論を適用することによって、学習指導に必要な情報や評価の手だてが得られることを報告する。
- 日本教育情報学会の論文
- 1991-08-21
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