苻中府宮宛て信長定書
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概要
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本稿は元亀二年に信長が「符中府宮」に宛てて出した定書を分析したものである。「符中府宮の市場」は六斎市で、この法令全体は限りなく楽市令に近いものである。市場は関所の機能も備えており、この朱印状発布の目的は一向一揆への対抗であった。
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