学内集団給食に関する考察II : 過去10年間の推移
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概要
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1. 1980年度から1989年度までの10年間における、学内集団給食の給与栄養量等を調査した。2.給食の実施回数は、平均約20回である。現在、食数は130食、販売価格は310円で実施している。3. 1食当りの料理品数は大体5品で、料理は和風、洋風、中華風の順に多く、主食別の割合では、変わり飯が最も多く、白飯・パソ・麺が同率である。4.給与栄養量のうち平均で、エネルギーは所要量の5%の範囲内にあり、蛋白質は2割近く上回っている。脂質はエネルギー比で32.1%であり、高すぎる傾向にある。糖質はエネルギー比で53.2%であり、もう少し高めたい。5.食品群別給与量では、動物性食品群のうち乳類を除く食品群が基準量を上回っており、植物性食品群が不足ぎみである。6.食塩量については、和洋華別料理では大差は認められないが、主食別料理では麺、変わり飯、パンおよび白飯の順で高い。料理別では、汁では澄まし汁が、副食では焼き物、炒め物および煮物などが高く、浸し物などは低い。
- 1991-03-25
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