青蓮寺開拓地における排水不良地の改良(1) : 暗渠の配置形式について

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概要

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青蓮寺開拓地において,昭和56年3月に施工された暗渠47本を対象に暗渠の配置形式とその排水効果の関係を調査した。その結果を暗渠の形式(等高線と暗渠の交差する角度によって「横走式」-O〜30°,「斜走式」-30°〜60°,「縦走式」-6O°〜90°,それらの混合した「混合式」と定義する)に注目して整理・分析すると「混合式」の暗渠の排水効果が最もすぐれていることがわかった。これは,吸水が排水不良地の縦横に張りめぐらされた吸水渠を通して行われたためである。開畑地の排水不良地のように,湧水が地下の水みちを通って浸出し,これが土層内を移動しない場合においては,排水不良地を中心に縦横に吸水渠を埋設して集水し,集めた排水は確実に既設の排水路に導くことが必要である。
岐阜大学の論文
1983-12-15

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