開放都市条件下における都市形態 : 付け値分布と資産選択に基づく都市内土地利用形態(その4)
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概要
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本研究はこれまで、付け値分布と資産選択を考慮した「多地区多財均衡モデル」を構築し、開放都市条件下での解法アルゴリズムを示している。本論文では、財・用途を農地と住宅地に限定した「多地区2財均衡モデル」を用いて、開放都市における都市形態の理論的検討を行った。まず、理論的に生じ得る都市形態を検討し、付け値分布間の相関係数に応じて"コンパクト型"、"スプロール型"、"ドーナツ型"等の土地利用形態が生じることを示し、都市形態の相違によって土地住宅需要者と土地所有者との利害は相反することを明らかにした。次いで、第一期の均衡取引が繰り返される「定常過程」での都市成長状況を示した。
- 崇城大学の論文
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