都市内土地利用モデルの構成 : 付け値分布と資産選択に基づく都市内土地利用形態(その3)

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概要

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本研究は、土地住宅需要者の付け値分布と土地所有者の資産選択という観点から新たな都市内土地利用モデルの構築を試みており、これまで土地住宅需要者行動の定式化と資産選択理論を援用した土地所有者行動の定式化とを終えている。本論文では、これらの土地住宅需要者・供給者行動を踏まえ、都市内すべての地区でのすべての土地利用用途に対する需要と供給とが一致するという都市内土地利用モデルすなわち「多地区多財均衡モデル」を構成し、その解法についての検討を行う。このモデルは一般均衡論的な連立方程式体系として示され、解法に当たっては都市経済学にみられるような開放都市・閉鎖都市の都市モデルの措定が必要とされる。ここでは開放都市を想定した解法の検討を行い、土地所有者の最適化問題に帰着することを示した。
崇城大学の論文

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