熊本市の長期気温変化について -日本における長期気温データの統計的研究(その1)-

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概要

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都市温暖化現象は都市成長とともに気温上昇を招来する現象を総称するが、わが国の多くの都市では地球温暖化を上回る気温上昇を示しているにもかかわらず、その温暖化過程は不明な点が少なくないものと推察される。一方、わが国においては明治以来の気象台開設により、世界でも有数の超長期かつ広範な気象データの膨大な蓄積がなされているが、都市温暖化現象の解明に十分に活用されているとは言い難い状況のようである。本研究はまず現象把握のため、わが国の主要観測所における明治以降の超長期気温データを統計的に検討することにより、都市温暖化現象の解明に寄与することを目的とする。
2012-03-01

著者

田代敬大
崇城大学工学部エコデザイン学科

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