閉鎖都市モデルの一般解法 : 付け値分布と資産選択に基づく都市内土地利用形態(その8)
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概要
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先進国の成熟した都市においては閉鎖都市条件での検討が重要とされているが、最適化問題を含む非線形連立方程式体系となる「多地区多財均衡モデル」においては、これまで、最適化問題の解析解が得られる多地区2財均衡モデルの解法に止まっていた。本研究では、開放都市モデルと閉鎖都市モデルとがいわば"逆"の関係にあることを利用し、開放都市モデルを繰り返し解くことにより、多地区多財均衡モデルの閉鎖都市における一般解法を提示した。次いで、この解法を用いた多地区3財均衡モデルにより、閉鎖都市条件下における都市形態の理論的検討、閉鎖都市人口の増減による比較静学分析、交通費減少の効果等の分析を行った。
- 崇城大学の論文
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