「最終講義」 "いのちの看とり-がん看護を通して"
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概要
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私は,イギリスのRoyal Marsden病院の「Oncology Nursing Course」で世界中の看護師の仲間と「がん看護」を学びました. 1976年でした. 私の看護学生時代は看護職が留学することは "夢のまた夢" でした. しかし,私は看護学生の時代から自分の視野を広げ世界の看護を知り世界の看護師たちと話してみたいと夢を持っておりました. 自分の人生をどのように描くのか,希望を持ち信念を持って前進するように努力すれば必ず周りが協力してくれ自然にその思いが実現するようになっていきます. 勇気を持って進めば必ずや夢は実現していくと65年間生きた人生でそのように確信しております. 多くの皆様に支えられて,今の私の人生があるわけです. 残念なことに看護について真剣に考えられない時期もございました. しかし,看護の仕事を辞めようと思ったことは一度もございませんでした. とりわけがんを患っている患者様からいろいろなことを教えていただいたことが大きいと思います. 今日の話しは,いのち,がん,看とり,という3つをキ-ワ-ドに私が看護の道を歩いた足跡を辿って皆様への最終講義にしたいと考えます.
- 長崎大学の論文
著者
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