<原著論文>保育者養成課程の短期大学生における保育にコンピュータを用いることに対する認知 : 保育観および情報機器に対する適応との関連からの検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では, 保育者養成課程の女子短期大学生(314名)における, コンピュータを保育に用いることに対する認知について検討した.本研究の主な目的は以下の通りである.すなわち(1)学生は, 子どもの遊び活動の中でこの活動をどのように捉えているのか, そして(2)彼女らの情報機器に対する適応が, この活動に対する賛否と関連しているのか, を明らかにすることである.結果として, 学生のこの問題に対する意見は様々であった.このため, 学生はクラスタ分析を用いて5つの群に分けられた.このなかで, コンピュータを保育に用いることに対して否定的な群ほど, 自身の情報機器に対する適応度が低かった.これらの結果は, 保育者養成課程における情報教育と関連づけて考察された.
- 鎌倉女子大学の論文
- 2002-03-31
著者
関連論文
- コンフリクトマップを用いた教授方略の効果とそのプロセス : 実験・観察の提示による波動の概念学習の事例的検討(IX 優秀論文賞を受賞して(2008年度))
- 線画-単語干渉課題遂行における反応遅延時の意味関連効果
- 子どもの健全育成に関する児童館の機能価値の研究
- 幼児の線画カテゴリー判断における言語音声による干渉 : 線画-音声干渉課題を用いた検討
- 『児童研究(日本児童学会編)』の歴史に関する研究(文献研究)
- 接続期の子どもの発達を支えるアーティキュレーション・サポート・システム(A・S・S) -地域ネットワーク環境の在り方に関する研究-
- 理科授業における動機づけ機能を組み込んだ教授方略の効果 : 小学理科「水溶液の性質」の事例を通して
- コンフリクトマップを用いた教授方略の効果とそのプロセス : 実験・観察の提示による波動の概念学習の事例的検討
- 接続期の子どもの発達を支えるアーティキュレーション・サポートシステム(A・S・S) : 地域ネットワーク環境の在り方に関する研究 (20年度中間報告)
- 接続期の子どもの発達を支えるアーティキュレーション・サポートシステム(AS) : 地域ネットワーク環境の在り方に関する研究(中間報告,平成19年度学術研究所主催個人及びグループ研究)