千歳市立北栄小学校における交流教育について
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概要
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たんぽぽ学級は児童9名の情緒障害学級である。教師3名,介助員2名の体制で運営している。来年度から始まる「総合的な学習の時間」を利用して,本校でも通常学級と障害児学級の交流の時間を各学年5時間ずつ行うことになった。準備等に追い回されながらも様々な人達の協力を得て,交流することができた。試行錯誤しながら一年間を終え,学校全体にたんぼぽ学級の子どもたちをあたたかく見守る雰囲気をもたらすこととなった。交流をするに当たって重要なことは,「日常の学習を徹底すること」「交流の時間だけを増やすのではなく,個人の発達段階に応じた方法と内容を考えること」「保護者との理解を深めること」「教師が協力し合うこと」であり,その一つでもかけると交流は成功しないということがわかった。
- 2002-02-05
著者
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