障害児学級のTEACCHプログラム的指導 : 個別時間割に取り組んで
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概要
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障害児学級に,自閉症児など集団に参加できない児童や学習能力が著しく異なる児童がいる。本学級は,1.学習時間や学習内容の視覚的提示する。2.学習内容や活動内容で場所を分ける。3.児童を知りそれを生かした指導をする。などTEACCHプログラムの考え方を基に,全体指導と個別指導を児童の実態に応じて試みた。その結果学級全体が落ちつき児童一人ひとりが力を伸ばしたのでその取り組みを紹介する。(1)年度当初に学級児童の実態を考慮し,教科,時間割,年間指導計画など指導体制を決める。(2)児童の状態に応じて学習内容,学習グループや学習時間などを柔軟に変えて指導する。(3)学習に参加できない児童に学習や好きな活動ができる個別時間割を作成し対応すること,行動が落ち着いて,学習時間が長くなり力を伸ばした。
- 北海道教育大学の論文
- 2000-02-10
著者
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