障害児学級でのTEACCHプログラム的指導三年目 : 子どもが少し見えてきた
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
在席児童12名のうち知的障害がある多動な自閉症児が7名,発達年令2歳以下の児童が7名いる障害児学級を教師3名がと介助員1名が担当した。時間割の一部を発達段階別2本立てにし,毎日ほぼ同じにした。各教科の年間題材を少なくし,児童に応じた学習内容を繰り返した。「ことば・かず」を発達段階別3グループにし,自閉症児のStage別発達課題を参考に,こだわりや発達段階に応じた個別学習をした。児童は,日課や活動の見通しを持ち,準備したり,学習に取り組んだ。こだわりや特性を生かした指導を継続して,力を発揮した発達年令2歳代の自閉症の事例と今後の指導課題をまとめた。
- 北海道教育大学の論文
- 1996-03-15
著者
関連論文
- 障害児の遊具としての布の絵本 : 障害児の文化的側面へ福祉活動を続けるふきのとう文庫の活動の結実として
- 自閉症児の数量学習から買い物学習へ : 特殊学級における地域生活スキルの土台づくり
- 地域社会における自閉症・知的障害児者の生涯ケアに関する実践的研究(3) : TEACCHプログラムの普及に関する地域評価の試み
- 千歳市立北栄小学校における交流教育について
- ある重度・重複障害児の身振りサインの形成
- 障害児学級でのTEACCHプログラム的指導四年目 : 個別教育計画の試みの一歩
- 障害児学級でのTEACCHプログラム的指導の試み
- 障害児学級でのTEACCHプログラム的指導三年目 : 子どもが少し見えてきた
- 障害児学級でのTEACCHプログラム的指導二年目
- 障害児学級のTEACCHプログラム的指導 : 個別時間割に取り組んで
- 障害児学級のTEACCHプログラム的指導5年目 : 教材と事例