<原著>実践的教育としての臨地実習における学生の成長要因(2) : 臨地実習における学生の経験からの学び
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概要
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看護教育の中では,「経験から学ぶ」ことが大切であると言われる。故に臨地実習では,「理論と実践の統合」が重視されている。しかし,実際には,理論の獲得に視点が置かれ,学生は看護の実践活動から遠ざかったところで,看護を学んでいる現状がある。にもかかわらず,学生の臨地実習における成長は,患者への実践活動を通して学びを深めたときの方が,大きいこともまた事実である。 そこで,臨地実習における学生の体験に関する研究において,学生の援助行為を分析し,理論(すなわち看護者としての理論)を得る結果になると思われる経験を明らかにした。 本報告では,学生が経験から学ぶための要因と学生の成長に関する経験について考察する。
- 足利短期大学の論文
- 2000-03-15
著者
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