非採食時ヤギ第一胃内への各種温度の水注入による生理諸元の変動(畜産学科)

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概要

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第一胃内フィステルを装着した沖縄肉用ヤギ雄2頭を供試し, 非採食時ヤギの第一胃内への各種温度の水注入による生理諸元の変動を検討した。注入水温は0,10,20,30,40および50℃とし, 測定項目は第一胃内温, 直腸温, 呼吸数および心拍数とした。第一胃内温と直腸温の最低値は0,10および30℃水注入実験では注入水温度と正の相関があり, 注入水温度が低くければ, 両者とも低くなることを示した。40℃水注入では変動はみられなかった。しかし, 50℃水注入において第一胃内温が注入直後一時的に上昇がみられた。呼吸数は40℃水注入では変化しなかったが, 0,10,20および30℃水注入においては水温の低下とともに呼吸数も低下した。しかし, 50℃水注入では増加傾向にあった。心拍数は0℃水注入のみ著しく増加し, 他の水注入においては変化はみられなかった。
琉球大学の論文
1981-11-30

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