大気オゾンのロケット観測
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概要
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太陽紫外線の吸収を利用したオゾン密度測定を昨年('73)9月に打ちあげられたK-10-10号機によって行なった。今回の観測は薄明時におけるものであって,高度40km〜80kmの範囲では高度が増すに従ってオゾン密度は減少しているという結果を得た。更に87km付辺に密度が極大になるところが見い出されたが今回の観測ではこめ付辺の高度のデータの信頼性があまり良くないため,今後の検討がより必要である。
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