L-3H-8による夜間大気光観測とロケット姿勢の検出
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概要
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夜間大気光OH(7-2)及び(6-2)バンド,02(0-0)バンド測定用の3つのフォトメータをL-3H-8号機第2段ブースターに搭載した。飛しょう及び測定酋の動作は良好であった。しかし,ロケット上昇時のデータは第2段ブ,スターとメインロケットの噴射により,発光層通過時の信号が飽和してしまった。下降時の信号は下層大気再突入のためのロケット姿勢の不安定叱より約90km以下においては相当複雑なものとなる。その為,大気光データはなお解析中である。その解析を待たず,安定飛行状態のロケット姿勢をOH(7-2)バンド(6900A)用のフォトメータの信号を使って検出した。その信号は,明るい星による多くの説いピークや銀河の光によるなだらかなピークを記録している。それらのピークを同ロケットの磁気姿勢計によるスピン信号を参考にして解析した。結果は以下の通り。プリセッション直経7°プリ々ッション中心天頂角24.3°方位角85.9°
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