<論文>太陽吸光法による大気NO_2全量の観測
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概要
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主に対流圏,成層圏に存在する大気微量成分NO_2は, 4300 Å〜4500 Åに大きな吸収帯が存在するのでこの波長領域において,地上で太陽光スペクトルの吸収を観測することによって,大気中におけるNO_2の絶対量を見積ることができる.我々は,1979年1月,筑波大学においてこの方法を用いて,N0_2全量の観測を行い,平均5.3×10^<16>分子・cm^<-2>を得た.また,その日変化についても,傾向を知ることができた.
- 宇宙航空研究開発機構の論文
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