濃厚飼料多給がめん羊の第一胃内容液のpH,粘度,可溶性炭水化物含量および原虫数に及ぼす影響
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概要
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筆者らは,第一胃内容液の粘度が泡沫性鼓脹症発生の一要因であると考えて,研究を続けているが,前報において,トウモロコシ主体の濃厚飼料を多給しためん羊の第一胃内容液の性状を調べたところ,第一胃内容液のpH,粘度,可溶性炭水化物含量にはっきりした経時変化が見られ,また,各測定項目間に何らかの関係があるように思われた。そこで今回は,鼓脹症を起こしやすい飼料を用いてめん羊を飼育し,第一胃内容液の性状かどのような経日変化を示すかを調べた。飼料は,実験的に泡沫性鼓脹症を起こさせる事に成功したと報じられている,Lindahlらの処方による配合飼料を用いた。
- 石川県農業短期大学の論文
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