ヤナギムシガレイ Tanakius kitaharai の採集個体数と遊泳行動の昼夜による違い
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概要
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丹後半島沖合において,ヤナギムシガレイの桁曳網による採集,水中ビデオカメラによる撮影を行い,本種の採集個体数と遊泳行動の昼夜における違いについて明らかにした。採集個体数は,ビデオカメラで写しだされた約 9 割の個体が海底の泥に体を潜めていた昼間に少なく,約 8 割の個体が遊泳していた夜間に多かった。この結果から,遊泳中の個体は入網しやすく,泥に潜っている個体は入網しにくいことが推察された。桁曳網調査による現存量推定において,昼間の採集結果と夜間の採集効率を用いると著しく過小評価することがわかった。
- 2009-09-15
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