京都府沖合海域における標識再捕データによる成体雌ズワイガニの死亡係数の推定
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概要
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1990年, 1995∿1997年に成体雌の標識放流を行い, 再捕データをもとに最尤法により死亡係数を推定した。1990年放流群の全減耗係数(Z_i)は1.699 (year)^<-1>, 1995∿1997年放流群のZ_iは0.975∿1.181 (year)^<-1>と推定された。一方, 操業が周年禁止されている保護区内に放流された群のZ_iは0.561 (year)^<-1>と低い値であった。1990年と1995∿1997年放流群とのZ_iの差を混獲投棄による資源減耗を軽減するための底曳網の操業禁止区域の設定と絡めて考察した。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2001-03-15
著者
-
山崎 淳
京都府立海洋センター
-
田中 栄次
東京海洋大学海洋科学部海洋生物資源学科
-
大木 繁
京都府立海洋センター
-
田中 栄次
東京水産大学資源管理学科
-
山崎 淳
京都海洋セ
-
田中 栄次
東京水産大学
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