画像の局所的な傾きを用いた高精度のWaDi補間法(画像処理(1), 信号処理, LSI, 及び一般)
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概要
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ディジタル画像では取得システムによってそのサイズが決定してしまうため, 画像を取得時より大きいサイズにする場合は画像の補間処理が必要である.本稿では, 線形補間に基づく画像のWaDi補間法に対してwarped distanceの新しい導出方法を提案する.提案法はwarped distanceの導出過程に画像の局所的な非対称性と局所的な傾きをともに考慮して, 従来の導出方法より画像の情報を有効に利用することが出来る.実験を通じて提案法は従来のWaDi補間法に比べて高画質な補間した画像を得られることを明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-06-20
著者
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田口 亮
武蔵工業大学工学部生体医工学科
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川又 政征
東北大学
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田口 亮
スマート信号処理とその画像・音声処理への応用論文小特集編集委員会
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阿部 正英
東北大学大学院工学研究科電子工学専攻
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川又 政征
東北大学大学院工学研究科電子工学専攻
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袁 帥
東北大学大学院工学研究科電子工学専攻
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田口 亮
武蔵工業大学 工学部 生体医工学科
-
阿部 正英
東北大学大学院工学研究科
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