中年層の嗅覚感度調査:―においに対する感度と嗜好性について―
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概要
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Our aim of this experiment is to consider the relationships between the aging and the eating habits of men and women presently at the ages of 40s to 60s. We plan to perform an olfaction survey every couple of years in order to track the aging effect on the odor sensitivity. The panel were selected from our company and their families, currently live in Tokyo or areas environs to Tokyo, between the ages of 40 to 69, for the convenience of a long-term survey. In the olfaction survey, 8 types of microcapsuled odor compounds (Methyl cinnamate+Matsutakeol, Cinnamic aldehyde, Citral, Vanillin, 5-Methyl-2-phenyl-2-hexenal, n-Butyric acid, Iso amyl acetate, Phenylethyl alcohol) were applied to a sheet for the examination of 3 factors, the sensitivity, preferences, and discernment. As a result, the average sensitivity of the 60s against 8 types of odor decreased. Parallel to the olfaction survey, we performed a survey concerning the panels attributes and their eating habits. From the eating habit survey, we confirmed that the 40s to 60s in this experiment were healthy and active in their lives. In addition, the preferences relating to foods and aging were the important factors concerning the preferences of odor.
- 日本官能評価学会の論文
著者
-
所 一彦
高砂香料工業 (株)・アロマサイエンス&テクノロジー研究所
-
國枝 里美
高砂香料工業 (株)・アロマサイエンス&テクノロジー研究所
-
高島 靖弘
高砂香料工業株式会社 アロマサイエンス&テクノロジー研究所
-
高島 靖弘
高砂香料工業(株)総合研究所
-
國枝 里美
高砂香料工業株式会社 アロマサイエンス&テクノロジー研究所
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