においに対する感受性と年齢及び食嗜好との関係:
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This research was performed for a wide range of generations, from schoolchildren to aged people, in order to reveal the relationship between olfactory sensitivity and age or food preference. Two hundred eighty persons (aged 6-76 year-old) were randomly recruited as panelists from the visitors to the Event of the Scent held at Health Sciences Museum in Hiroshima in 2000. The panelists were presented 6 types of odor which remind of genuine materials (rose, lemon, cheese, matsutake, cinnamon, and grape) and given some questions about them including odor intensity, preference and discrimination of the genuine materials. The panelists were also asked their preference of food. As a result, significant correlation was found between odor sensitivity and age or preference. The discrimination ability to the genuine materials grew along with the increase of age except a group of more than 60 year-old, although it depended on the types of odors. For food preference, low discrimination ability was observed in a group of panelists who liked confectioneries and most of them belonged to a group of 13-18 year old. It was also shown that the panelists who did not like vegetables had low discrimination ability.
- 日本官能評価学会の論文
著者
-
澤野 清仁
高砂香料工業(株)
-
國枝 里美
高砂香料工業 (株)・アロマサイエンス&テクノロジー研究所
-
國枝 里美
高砂香料工業株式会社総合研究所アロマサイエンス&テクノロジー研究所第三部
-
澤野 清仁
高砂香料工業株式会社総合研究所アロマサイエンス&テクノロジー研究所第三部
関連論文
- P-158 フルーツフレーバーの嗜好と食欲について(ポスターセッション,2009年度日本味と匂学会第43回大会)
- P-157 アジアにおける食生活の状況について(ポスターセッション,2009年度日本味と匂学会第43回大会)
- 自律神経に及ぼす香りの影響(1998年度日本味と匂学会第32回大会)
- ニオイセンサの応用例(第30回味と匂のシンポジウム)
- 食感品質としてのかおりの官能評価
- P2-43 ことばの習得訓練における香りの効果(2005年度日本味と匂学会第39回大会)
- W2-6 果実系香料を用いた食肉製品の感性評価とその構造分析(匂いの認知-下等動物からヒトまで, 2005年度日本味と匂学会第39回大会)
- 香料の官能評価について
- 香りの匠たち-香水王国フランス賛歌-, 広山均著, 香り選書5, B6版/146頁, 1400円+税, フレグランスジャーナル社, 東京, 2008年6月, ISBN978-4-89479-141-1
- 思い出の中に蘇る香り
- ヒトのニオイ感度に関する研究
- 体臭(I 体臭1)
- 特集にあたって : 人にやさしい"かおり環境"の考察
- 高砂香料工業株式会社総合研究所アロマサイエンス&テクノロジー研究所第三部
- Third European Conference on Sensory and Consumer Research 'A Sense of Innovation'に参加して(感想記)
- においとヒトの感覚を分析する官能評価分析
- S5-3 センセートケミカルが香りに与える影響(シンポジウム5 産業界における味覚・臭覚研究,2007年度日本味と匂学会第41回大会)
- におい・香りの情報通信, Information and Communication Technology of Olfaction, 外池光雄編, A5判/324頁, 3,600円+税, フレグランスジャーナル社, ISBN978-4-89479-112-1
- アロマサイエンスシリーズ21[9]香りの研究エッセイ, 渋谷達明編著, B5判, 253頁, 5,250円, フレグランスジャーナル社, 東京, 2005年, 6月, ISBN4-89479-092-0
- 『光琳選書 食品と香り』, 清水純夫、角田一、牧野正義 編, A5判/270頁, 2,500円, 光琳, 東京, 2004年1月, ISBN4-7712-0024-6
- アロマサイエンスシリーズ21[1]においの受容, 渋谷達明, 外池光雄編著, B5判/272頁, 5,400円, フレグランスジャーナル社, 東京, 2002年11月, ISDN4-89479-060-2
- 香料における複合的な感覚
- 中年層の嗅覚感度調査--においに対する感度と嗜好性について
- P-101 フレーバーの官能評価における試料提示方法に関する検討(ポスターセッション,2011年度日本味と匂学会第45回大会)
- 乳児における視覚に対する嗅覚の影響(日本基礎心理学会第30回大会,大会発表要旨)
- P-182 香水の容器と香りのイメージ適合性に関する研究(ポスターセッション,2011年度日本味と匂学会第45回大会)
- 香水の容器と香りのイメージ適合性に関する研究
- フレーバーの官能評価における試料提示方法に関する検討
- P-120 TDS法を用いたヨーグルトフレーバーの評価(ポスターセッション,2012年度日本味と匂学会第46回大会)
- 製品開発の官能評価 : 分析型パネルと嗜好型パネルの違いについて
- 乳児における視覚と嗅覚の連合の形成(日本基礎心理学会第31回大会,大会発表要旨)
- においに対する感受性と年齢及び食嗜好との関係:
- 中年層の嗅覚感度調査:―においに対する感度と嗜好性について―
- P-025 甘味摂取が覚醒度に与える影響 : ショ糖と高甘味度甘味料の比較(ポスターセッション,2013年度日本味と匂学会第47回大会)