タイトル無し
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
While the head-up tilt test (HUT) is useful for establishing a diagnosis of neurally mediated syncope (NMS), it exposes patients to the stress of syncopal or presyncopal attacks unnecessarily. In order to find any changes that might predict the manifestation of syncopal attacks, we carried out transcranial Doppler sonography (TCD) during HUT in four patients with syncope. Changes in heart rate (HR), blood pressure (BP), mean blood flow velocity (MFV) in the middle cerebral artery and pulsatility index (PI) were estimated during the whole HUT period. HUT was positive in two patients and negative in the other two. In the two patients with positive HUT, MFV declined gradually from the beginning of HUT, showing a marked drop at the time of presyncopal symptoms. PI also increased gradually for 10 min prior to syncope and showed marked elevation at the time of syncope. After treatment, the time to syncope was prolonged, and the severity and frequency of NMS were reduced in both patients. The slopes of MFV decline and PI elevation during HUT were also reduced after treatment. The gradual MFV decline associated with gradual PI elevation may reflect the dysfunction of the cerebrovascular autonomic nervous control system which may underlie the pathogenesis of NMS. The estimation of gradual changes in MVF and PI during HUT may make it possible to predict the manifestation of syncopal or presyncopal attacks. TCD monitoring during HUT may therefore be useful for predicting syncopal attacks and protecting patients from unnecessary stress.
- 日本脳神経超音波学会の論文
著者
-
山脇 健盛
国立循環器病センター
-
成冨 博章
国立循環器病センター
-
金藤 公人
国立循環器病センター内科脳血管部門
-
長束 一行
国立循環器病センター 内科脳血管部門
-
山脇 健盛
国立循環器病センター内科脳血管部門
関連論文
- 脳血管障害、腎機能障害、末梢血管障害を合併した心疾患の管理に関するガイドライン(ダイジェスト版,循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2006-2007年度合同研究班報告))
- 脳血管障害、腎機能障害、末梢血管障害を合併した心疾患の管理に関するガイドライン(循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2006-2007年度合同研究班報告))
- 脳血管障害、腎機能障害、末梢血管障害を合併した心疾患の管理に関するガイドライン
- 不安定プラークを有する内頸動脈狭窄症に対する急性期頸動脈内膜剥離術(CEA)
- 4. プラーク診断最前線 : 今後の治療を変えるか(PS2-4 CAS認可1年を経過して再度内頚動脈狭窄症を考える,プレナリーセッション,テクノロジーの進歩と脳神経外科の未来,第29回日本脳神経外科コングレス総会)
- 超音波による頸動脈病変の標準的評価法(案)
- 脳卒中地域医療の現状を把握するための全国アンケート調査 : 急性期病院の現状
- 脳卒中地域医療の現状を把握するための全国アンケート調査 : 回復期リハビリテーション病棟の現状
- 脳卒中地域医療の現状を把握するための全国アンケート調査 : 一般診療所の現状
- 脳卒中地域医療の現状を把握するための全国アンケート調査 : 維持期入院入所施設の現状
- 脳卒中地域医療の現状を把握するための全国アンケート調査 : 通所および訪問施設事業所の現状
- Stroke Unit の現状と課題 : 急性期脳卒中診療体制に関する全国アンケート調査から
- 脳血管障害患者に対する細胞治療とその未来 (特集 再生医療の現状と将来)
- アスピリン抵抗性にかかわる臨床試験 (AYUMI 血小板機能検査による抗血小板療法の個別化)
- 総頸動脈径と大動脈瘤との関連性に関する検討
- 虚血性脳血管障害における右左シャントおよび心房中隔瘤の意義 : コントラスト経食道心エコー図による検討
- 経頭蓋カラードプラによる脳血管病変の診断
- 頸動脈内膜剥離術後の頸動脈超音波検査所見
- 先天性プロテインC欠乏症による多発性脳主幹動脈閉塞の1例
- 進行性持続性筋硬直を呈し,抗glutamic acid decarboxylase抗体が陽性の無痛性律動性筋収縮発作を伴った1例
- 急性期脳塞栓症例に対する軽微低脳温療法
- 頸動脈病変と危険因子および脳梗塞との関連性-Plaque 病変の存在部位別および性状別検討-
- 脳梗塞の成因と頸動脈病変の役割について
- 砂ネズミ総頸動脈血栓モデルを用いたイブジラストの 抗血栓作用に関する研究
- 脳梗塞の治療成績は施設の医師数により影響される
- P-280 人工弁置換患者の経頭蓋超音波によるHigh Intensity Transient Signals (HITS)と術後脳梗塞との関連について
- 173) 脳梗塞発症に伴い変化した形態を心エコーで経時的に観察しえたcaseous mitral annular calcificationの1例(第105回日本循環器学会近畿地方会)
- MRIによる不安定プラークの描出の現状について : 頸動脈を中心に
- 急性重症脳障害に対する軽度低体温の臨床応用
- 発症3時間以内の来院患者への救急対応の現状 : 脳梗塞アルテプラーゼ静注療法に備えて
- 頚動脈プラークイメージングの現状と展望
- 超音波による頸動脈病変の標準的評価法
- 頸動脈プラークをみつけたら? : 重症度評価のポイント
- 症候性内頸動脈狭窄症に対する外科治療における超音波診断とMRIプラークイメージングの意義
- V-A ECMOにおける経頭蓋超音波検査(TCD)によるHigh Intensity Transient Signal(HITS)検出の試み
- P-472 医師主導型臨床試験における中央事務局の役割と薬剤管理 : JaSWAT-1 試験の経験をふまえて
- 経口腔頸部血管超音波検査
- Buerger 病に合併した若年性多発性脳梗塞の1例
- くも膜下出血後の脳血管攣縮における超音波診断
- 言語表出のダイナミズム
- 超急性期虚血性脳血管障害に対するrt-PA静注療法 : 効果と限界
- 卵円孔開存を有する脳塞栓症患者の再発に関する研究 : 超音波診断による深部静脈血栓との関連から
- Multigated Doppler Ultrasound による微小塞栓信号の自動検出精度に関する検討
- 経頭蓋ドプラー法による微小塞栓の検出とその臨床応用
- 糖尿病性自律神経障害のRR間隔時系列スペクトルと日内変動の解析
- 典型的なパーキンソン症状が約5年間先行した Dementia with Bodies の1剖検例
- 中大脳動脈塞栓症に対する局所線溶療法における経時的NIHSSおよびJSS評価の意義
- 血管エコー他の診断法とのコラボレーション
- CTに関する諸問題 : 早期虚血変化を通じて
- 4.重症心原性脳塞栓症に対する低体温療法
- 超急性期の重症心原性脳塞栓症に対する軽微低体温療法
- 3.心原性脳塞栓症急性期における低体温治療
- 地域医療連携の実際--大阪豊能地区 (特集 急性期病棟における軽症脳卒中患者の退院指導)
- 不安定プラークの概念と診断(2.全身ハイリスクを合併する頸動脈病変,全身脈管病としての脳卒中)
- (1)不安定プラークの概念と診断(3. 全身ハイリスクを合併する頸動脈病変,PS1-1 全身脈管病としての脳卒中,プレナリーセッション,脳神経外科の夢と志,第28回日本脳神経外科コングレス総会)
- メタボリックシンドローム : 脳卒中との関連
- 成長と老化 : 脳血管系の場合
- 頸動脈可動性病変を認め急性期に内膜剥離術を行った脳梗塞の1例
- 脳梗塞急性期の脳保護療法
- スマトリプタン
- 高齢者の慢性めまい感 : その臨床的特徴と脳磁図所見
- 三次元的表面投射法(3D-SSP)をもちいた脳血流SPECTが病巣部位の検出に有用であった急性期脳梗塞の1例
- 頸動脈病変の治療 : stent とCEA : 司会のことば
- 1カ月にわたり症状増悪と病巣拡大を示した抗リン脂質抗体陽性の脳梗塞例
- 待期的心大血管手術連続例における術前頸動脈スクリーニング
- 当院の Stroke care unit の現状と問題点
- 脳卒中に対する低体温療法
- 脳卒中の新しい治療
- 脳卒中急性期診療に関する全国調査について
- わが国の Stroke unit におけるリハビリテーション
- わが国における stroke unit の有効性について : 「わが国における stroke unit の有効性に関する多施設共同前向き研究」(厚生労働科学研究費補助金 長寿科学総合研究事業, 主任研究者 : 峰松一夫)の中間解析結果を中心に
- St. Jude Medical 弁置換患者における経頭蓋超音波検査(TCD)による High Intensity Transient Signal (HITS) の臨床的意義について
- 脳保護による脳梗塞の治療戦略
- Micro-embolus の波形解析とその臨床的意義
- 内頸動脈および中大脳動脈閉塞症例における内頸動脈血流速度波形の解析
- 頸動脈エコー評価の意義
- 頸動脈エコー評価の意義
- 頸動脈エコーによる頸動脈病変の評価
- 頸動脈の超音波検査
- 神経超音波検査
- 超音波検査を用いた頸動脈病変の的確な診断
- 脳梗塞の病態把握・治療選択に対する経頭蓋超音波ドプラ検査によるHigh Intensity Transient Signals (HITS) の有用性
- 2.的確な診断 : 超音波(PS 9 頭蓋外血行再建の的確な診断と治療)
- 脳梗塞の病態把握・治療選択に対する経頭蓋超音波ドプラ検査によるHigh intensity transient signals (HITS)の有用性
- 心臓由来の micro-embolic signal に関する検討
- 脳保護療法 (特集 脳梗塞の診断と治療) -- (脳梗塞診療の話題)
- 心原性脳塞栓症超急性期における低体温療法 (11月第1土曜特集 脳梗塞超急性期--Brain attack時代の診断と治療) -- (治療)
- Fighting Vascular Events-脳血管障害とASO-
- 無症候性病変の診断脳血管病変, 頸部血管の非侵襲的検査
- 感覚性失語,焦点発作と片麻痺を認めた非ケトン性高浸透圧性糖尿病昏睡の1例
- ミオクロヌス,周期性同期性発作波,進行性脳萎縮などクロイツフェルトヤコブ病類似の経過をとった低血糖昏睡の1例
- 脳梗塞患者における主幹動脈病変の有無と脂質代謝異常
- 脳血管障害によるめまい
- 3rd World Stroke Congress 印象記
- P2-269 ダビガトランの副作用発現に影響する因子とその対策(有害事象・副作用,ポスター,一般演題,岐路に立つ医療〜千年紀の目覚め〜よみがえれ!ニッポン!薬の改革は我らが手で!)
- タイトル無し
- タイトル無し
- タイトル無し
- 腕頭動脈可動性プラークの評価にリアルタイム3次元経食道心臓超音波検査が有用であった1例