消化管内圧計を用いた嚥下動態の解析 : 多発性筋炎での検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
嚥下障害を伴う多発性筋炎8例で3点式カテーテルチップ型圧力トランスデューサーを用いて咽頭の嚥下内圧について検討した. 多発性筋炎では咽頭の嚥下内圧が極端に低く, 嚥下時に上部食道括約筋の弛緩不全を示すことがあり, 上部食道括約筋の安静時内圧が低い. このように嚥下内圧の測定により従来捉えることが困難であつた多発性筋炎患者の自覚症状の嚥下障害の程度を客観的に定量評価することが可能となつた.
著者
-
木村 健
自治医科大学消化器内科
-
吉田 充男
自治医科大学神経内科
-
吉田 行雄
自治医科大学 消化器内科
-
城下 裕
自治医科大学 消化器内科
-
吉田 行雄
自治医科大学消化器内科
-
城下 裕
自治医科大学消化器内科
関連論文
- 潰瘍性大腸炎の活動期における顆粒球吸着療法 : 多施設共同無作為割付比較試験
- 繰返し虚血による大脳皮質の選択的神経細胞壊死と脳梗塞
- QOL及び根治性からみた肝細胞癌に対する腹腔鏡下マイクロ波凝固療法の有用性
- 腹腔鏡的マイクロ波凝固療法の出血により腹腔内播腫を 来したと考えられる肝細胞癌の1例
- 30. 胆嚢結石合併総胆管結石症に対する治療法の選択(第26回日本胆道外科研究会)
- ^C-尿素呼気試験によるTopical therapyにおけるHelicobacter pylori除菌過程の評価
- 超音波内視鏡診断に基づく直腸癌治療方針選択の妥当性についての検討
- 超音波造影剤SH/TA-508の肝腫瘍に対するドプラシグナル増強効果の検討 : 臨床第II相試験
- 33. 当科における消化性潰瘍緊急症例の検討(第17回迷切研究会)
- 25. 術後5生存を示した食道癌症例 : 術前照射を中心に(第37回食道疾患研究会)